2008年4月28日 - 日伯交流年・ブラジル移住100周年記念式典

ブラジル連邦共和国 在名古屋総領事
ジェラルド・アフォンソ・ムジ氏

本日4月28日は、まさに781名の日本人がサントス港に向けて神戸港を出発した時より100年目にあたる歴史的な日であります。
日系移民の足跡は人口の流出と回帰の歴史であります。それは、様々な世代の家族が再会する場でもあります。今日ブラジルには約150万人の日本人の子、孫、曾孫にあたる二世、三世、四世、そして六世の日系人が暮らしておられます。

一方20年前、両国間の人の流れは逆転し、現在日本には32万人余りのブラジルからの移民が居住しています。日本とブラジルの関係は、政治、経済、貿易と文化の枠を超えて存在するのです。それは家族的なものであり、百年をかけた源流への回帰でもあります。

最後に、このような盛大な会が開催されました事を心よりお祝い申し上げ、私の挨拶に代えさせていただきます。

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